さあ、おうたをうたいましょう!

皆様こんにちは。UAB第2回演奏会でコンサートマスターを務めております、サクソフォーンの真下です。

このご時世、部活や団体の練習がなくなって楽器を吹く場所がない!先日もユーフォの京谷さんが自宅でできる練習法を記していらっしゃいましたね。

実は私も普段は秋田の木造アパートに住んでいるので、平常時でも楽器を吹く場所といえば週末の東京での練習や、長期休みに実家(群馬)に帰った時くらいです。完全に週末プレーヤー。

日ごろから全然楽器が吹けない生活を送っているので、普段は部室とかで吹ける人が羨ましいです。(ちなみに秋田では大学のカーリング部に所属しています...。) 手軽にマウスピースで音が出せる金管も羨ましい...。

さて、楽器が吹けない、あるいは少ししか練習時間が取れない方に私がいつもやっている練習法をお伝えします。

①譜面の音を頭の中で鳴らせるようにしましょう

譜面をもらったら、いきなり譜面の音を指で追うのではなく、まずは頭の中で再生して音を覚えるようにしています。音源を聴きながらの時も多いです。

実は小さい頃からピアノをやっていたので、中学で初めてクラリネットやサックスに出会ったときは「音符と聞こえる音が違うじゃねーか!!」と本当に困惑しました。

この困惑を解消するために、記譜の音が頭の中で再生されて、「この音が出るのはこの指!」というイメージで実音をベースに指に変換しています。なので未だに「ドの指、ファ♯の指」とか言われると困惑します...。

②声に出してうたいましょう

頭の中で音が鳴ったら実際に声に出しましょう。鼻歌でもいいですよ。声に出しながら音程を頭に覚えさすのでもいいですね。

声に出すことで自然なフレーズ感が身につくと思います。そのフレーズはどのくらいの長さなのか、山の頂点(あるいは谷の底)はどこなのか、その一音一音はどこに向かう音なのか... いちいち考えればキリがないのですが、声にだしてうたうと自然とイメージがつくと思っています。

 

うたう時には、できるだけ正確な音程がいいですね。記譜の音が実際に楽器でどういう音程で聞こえるのかイメージすることに繋がるからです。

音感は「音の記憶」です!

もちろんリズムが難しかったらまずは音程そっちのけでリズムを喋る事が最初ですが(笑)

 

よく、楽器で吹いた瞬間「楽器の都合」でフレーズが死んでしまうことがよくあります。つまりのっぺらぼうなメロディになってしまう。

しかしながら歌でうたったイメージを覚えていれば完成形は自ずと見えるはずです。声に出したフレーズと楽器から出てくる音の比較の繰り返しですね。楽器が吹ける時間は楽器の音をうたに近づけるトレーニングをする時間です。

楽器を吹ける時間には声に出してうたえる状態じゃないともったいない。

逆に、吹けない譜面はうたえない(まだ音が頭に入っていない)ことがほとんどです。

楽譜の音にひとつとして同じ音はありません。どの音もオンリーワンの役割を持っているはずです。この音は頂点なのか、谷の底なのか、どの音に繋がる音なのか、どの音から受け継ぐ音なのか... 同じ音でもその意味は様々。同じ譜面でもいろんな解釈があるのが音楽の面白さです。

さあ、あなたもうたってみたくなったでしょ?

さあ、譜面を開いてうたいましょう!お風呂場でうたえば響き満載であなたもオペラ歌手!週末プレーヤーでも楽器上手くなりますよ!

ちなみに私は中1 で声変わりをするまではバリバリのソプラノでした。今はバリバリのバスです。

5月2日の演奏会では声に出してはうたいませんが、サクソフォーンでうたいます。ご期待あれ!