こんにちは、オーボエパートの磯部です!今度の演奏会ではイングリッシュホルンも担当します。
え、オーボエだけじゃなくてホルンも吹けるの?と思ったそこのあなた、残念ながら僕はそこまで器用ではありません (ホルンはすごく吹いてみたいですが)。
イングリッシュホルンは大きいオーボエみたいなものなので、演奏はオーボエ奏者が担当します。
クイズ番組に出たらドヤ顔していいですね。
ただ、第2回演奏会のメイン曲「いにしえの時から」では本物のホルンと一緒にメロディーを奏でるところもあるので、本番はそこにも注目して聴いてもらうと楽しいんじゃないでしょうか。
さて、今日 3/11 は東日本大震災の起こった日ですね。被害に遭われた方には心からお悔やみ申し上げます。
実は僕はそのときオーストラリアにいたので、ひどい揺れやその後の停電・断水などを経験していませんが、ホームステイ先のテレビで見た映像は今も目に焼き付いています。
国外にいては何もできずただただ不安だったのですが、地元のスーパーでレジの人からかけられた「あなた日本人よね?今大変なことになってるけど大丈夫?」という気遣いの言葉は、ささやかながらいつまでも胸に残っています。
第1回演奏会で取り上げた "A Song for Japan" も、トロンボーン奏者 Steven Verhelst 氏が東日本大震災に寄せて書いた曲とのことですが、たとえ現状の困難が直接には解決されなかろうと、そうした思いやりの気持ちが心の支えになることもあります。
昨今も本当に苦しい時が続いていますが、ともすると気持ちが荒んでしまいそうになる中で心の拠り所となるものの一つは音楽だと信じています。
事態が終息し、第2回演奏会が無事開催できますように。