こんにちは、ユーフォニアム奏者の竹森賢です。今回の演奏会では２部ポップスの指揮も振らせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。
今回は私の思う吹奏楽の魅力について書きたいと思います。
多くの人がそうであるように私も中学時代の吹奏楽部で吹奏楽に出会い、それから音楽に取り憑かれたようにこれまで生活してきました。当時は吹奏楽とJ-POPくらいしか知らず、がむしゃらに楽器を吹いていました。高校を卒業してから、ずっとやってみたかったオーケストラ(トランペットを吹きます)や、アンサンブル、ソロ活動と演奏の幅が増やしたことで見えてきた”吹奏楽の魅力”があります。
私の思う吹奏楽の魅力(ユーフォニアム奏者としての)は、
「サウンドの一体感」「音楽の煌びやかさ」です。
これはユーフォニアム奏者特有のものなのかもしれませんが、私が合奏体の中で吹いていてもっとも幸せを感じるのは、チューバの作るベースの上にユーフォが５度やオクターブで乗った瞬間です。(マニアックですみません…(笑)) サウンドの一体感を最も感じる瞬間ですし、音程や音色感の合うバンドでしか感じられない希少な幸せでもあります。
また、金管直管楽器が多くサックスもいることで前に向かっての進行する力といいますか、前へ！っていう力の強さも吹奏楽の魅力だと思っています。
もう一つの魅力だと感じている「音楽の煌びやかさ」は複数人いる直管金管楽器、サックス、大人数のクラリネットによって作られていると思います。キラキラしたサウンド感、肌に感じる圧倒的音圧、音のシャワーとも呼べるサウンド感は鳥肌がたちますよね。
そんな吹奏楽の魅力をUABでは両方感じることのできます。
人伝に「一緒に演奏したい仲間」を集め、意欲的な奏者が集まっており、大変クオリティの高い演奏ができそうだとワクワクしています。まだ雑で荒削りな部分が多いのでこれからクオリティを上げていきたいです。
竹森賢