ファゴットについて思うこと

本日のブログはダブルリードの当番ということで、ファゴットパートより西田が担当させていただきます!

木管楽器、特にダブルリードの天敵はずばり湿気!ということで梅雨の時期が一番気を使います。冬は乾燥でまた大変なのですが(笑)

今回は吹奏楽でのファゴットについて思うことを書かせていただきたいと思います!

オーケストラに比べると吹奏楽はファゴットの美味しい所は少ないし聴こえない、オプションならいらなくない?と思いますよね。私も最初そう思っていました。

残念ながらtuttiでは確かに聴こえないです。音量で金管とサックスには勝てません…。
しかし、木管のハーモニーであったりオブリガートなどではファゴットの響きがあるからこその良さがあると思っています。いないとなんか物足りない、そんな感じです。

実際楽しめるかは選曲にもよるのですが(笑)
ファゴットを木管楽器として扱ってくれる曲(P.スパークやA.リードとか)は演奏していてとても楽しいです。個人的にはバーンズとかやりたいです…!
もちろんソロはあると嬉しいですね!今回のプログラムにある宇宙の音楽はファゴットがとても活躍している曲です◎

それにファゴットはどの楽器にも混ざる音色かつ3オクターブ以上の音域が出るので、低音としても木管としてもソロとしても活躍できます!1曲の中でも様々な役割を与えられているので面白いです!

吹奏楽でも耳を澄ませてファゴットの音を聴いてみてくださいね!きっと新たな発見があると思います!
それでは9/8武蔵野市民文化会館にてお待ちしております〜!